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「とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち」展

テレビ信州 篠田桃紅 特別番組

「私の前に道はなかった~篠田桃紅105歳の軌跡~」
4/29(日) 15:00~15:30放送予定

番組内容▼
墨の色と線だけで表現する墨象(ぼくしょう)で世界的に知られる美術家、篠田桃紅(しのだ・とうこう)は大正2年生まれの105歳。潔く、迷いのない線と墨の色だけで、どこまでも深い想像の世界に誘う作品と評され、全世界に多くのファンを持つ。また、国内外の主要な美術館、建築物にも彼女の作品は数多く展示・収蔵されている。初めて筆を握ったという5歳の時から数えて実に1世紀。100歳を超えてなお、真摯に墨と向き合い続ける表現者・篠田桃紅の辿った道程・人物像を、彼女の作品とそれにまつわる物語を通して描き出す。

開催情報

  • 会期

    2018年
    4月21日(土)~7月22日(日)
    ※毎週火曜日休館

  • 会場

    サントミューゼ
    上田市立美術館

  • 開会時間

    9:00~17:00
    (最終入場16:30)

  • 観覧料

    一般:1,200(1,000)円
    高校・大学生:800(600)円
    小・中学生:400(300)円
    ※( )内は当日20名以上の団体、障害者手帳携帯者とその介助者1名

  • お問い合わせ

    ■サントミューゼ
     上田市立美術館
     TEL0268-27-2300
     ※休館日(火曜日)以外の9:00
     ~17:00

プレイガイド
・サントミューゼ上田市立美術館ミュージアムショップ
・テレビ信州チケットセンター http://e-shinshu.biz/
・ながの東急プレイガイド
・セブンチケット
・ローソンチケット(Lコード:32607)

開催内容


2010年 アトリエにて ©佐藤大作

水墨抽象画という独自のスタイルを確立し、100歳を超えてなお、新たな表現に挑戦し続ける篠田桃紅。1956年に渡米し、世界の最先端アートシーンを体感。伝統と革新をその身に刻み込んだ不世出の芸術家。
移ろいゆくものに心を寄せ、真の美を探求しつづける桃紅の「墨いろ」は、自然の幽玄さと宇宙の無限の広がりを感じさせ、現代を生きる桃紅によって再定義された日本の普遍的な美のかたちは、一筋の線となってリズムを奏でる。
本展では、書道という枠の中で発展した初期の作品から、文字を離れ、墨の色や線を追求する独自の抽象表現を確立したニューヨークでの挑戦、日本の古典をベースに昇華された繊細で優美な表現、そして余分なものをすべて削ぎ落とし、一瞬の心のかたちを追求し続ける現在までの変遷を約90点の作品と資料を通して体系的に展観します。


篠田桃紅 略歴▼
  • 1913年
    1. 大連生まれ。
  • 1919年
    1. このころより父の手ほどきで書をはじめる。
  • 1940年
    1. 初個展(鳩居堂 東京)
  • 1945年
    1. 書のかたちにとらわれない抽象的な作品を制作し始める。
  • 1956-58年
    1. 渡米、ボストン、シカゴ、パリ等で個展
  • 1960年
    1. フィラデルフィアから来日した刷師アーサー・フローリーの勧めで、リトグラフの制作を始める。
  • 1961年
    1. 第6回サンパウロ・ビエンナーレ招待出品
  • 1965、68、71、77年
    1. 個展(ベティ・パーソンズ・ギャラリー ニューヨーク)
  • 1979年
    1. 随筆集「墨いろ」(PHP研究所発行)で第27回日本エッセイスト・クラブ賞受賞
  • 1982、86年
    1. 個展(ギャルリー・ところ 東京)
  • 1992年
    1. 岐阜県美術館 「時のかたち」展
  • 1993年
    1. 御所 御食堂のために絵画を制作
  • 1997、2002年
    1. 個展(光芳堂 岐阜)
  • 2003年
    1. 原美術館 「篠田桃紅 朱よ」展
      関市立篠田桃紅美術空間 開館
  • 2005年
    1. 「世界が尊敬する日本人100人」(ニューズウィーク)に選出される。
  • 2010年
    1. 関市立篠田桃紅美術空間「あゆみ」展 天皇皇后両陛下行幸啓
  • 2013年
    1. 「百の譜」展(関市立篠田桃紅美術空間、岐阜現代美術館、岐阜県美術館、画廊光芳堂)
  • 2015年
    1. 『103歳になってわかったこと』(幻冬舎)発刊。ベストセラーとなる。


  • 第1章 文字を超えて(渡米以前) -1955
      父に書の手ほどきを受け、書の世界に親しみ、文字の形を探求してきた桃紅。
      文字というすでに作られた形の中での仕事を経て、心の形を自由に表現したいという思いがほとばしり出た筆は限りない広がりをもっていった。
      多くの書家が文字へと回帰する中、桃紅は墨を用いた独自の抽象を追求していくこととなる。初期から渡米直前までの期間における、書から抽象への変遷を紹介する。
  • 第2章 渡米─新しいかたち 1956-58
      43歳で単身渡米し、熱い情熱と芸術的エネルギーに溢れていた時代。自由な空気と熱気溢れるニューヨークでの経験は、桃紅を独自の表現スタイル確立へと導いていった。
      約2年間のアメリカ滞在に持参した作品群から、日本の文字の意味が入り込まない海外で桃紅がどのように理解され評価されたか、日本を離れ、あえて海外での発表を試みた桃紅の熱い情熱に迫る。
      さらに、帰国後の墨を使った独自の表現スタイルを確立したころの作品や建築に関わる仕事を紹介する。
  • 第3章 昇華する抽象 1970-80年代
      日本の伝統や文化の存在が桃紅の作品の背景にはある。
      万葉集や古今集などの和歌や能といった日本の古典を美しく感じた桃紅。幼い頃より培ってきた日本の伝統美の精神が、独自の表現によって再定義されていく。
      情感的な抽象からよりシンプルに昇華された抽象へと作風を変遷させていく。
  • 第4章 永劫と響き合う一瞬のかたち 1990年代以降
      独創性を確立しながらも常に新たな造形を模索し続ける桃紅。
      2000年に入ると、墨色は一層深まり、線はさらに鋭く、ほどよい緊張感に包まれていく。
      常に無の境地で作品と対峙する桃紅の今を紹介する。

開催イベント

○篠田正浩講演会「100歳からの前衛」
<定員に達したため締め切らせていただきました。>

篠田桃紅の従弟にあたる篠田正浩氏(映画監督)からみた桃紅とその作品について独自の視点からお話しいただきます。
  • 日 時
    1. 4月22日(日)13:30~14:30(受付13:00~)
  • 会 場
    1. サントミューゼ多目的ルーム
  • 定 員
    1. 80名(事前申込)【申込期間4/4(水)〜4/15(日)】
  • 参加費
    1. 無料
  • 申込先
    1. 上田市立美術館 TEL0268-27-2300(火曜除く9:00~17:00)
篠田正浩 略歴▼
  • 1931年
    1. 3月9日生まれ、岐阜出身
  • 1949年
    1. 県立加納高等学校を卒業、同年早稲田大学第一文学部に入学。
      中世、近世演劇を専攻
  • 1950年
    1. 箱根駅伝に出場。(2区を走る)
  • 1953年
    1. 早稲田大学文学部を卒業、同年松竹撮影所に入社。
  • 1960年
    1. 『恋の片道切符』で監督になる。
      大島渚、吉田喜重らと共に、松竹ヌーベル・ヴァーグとして前衛的な作品を発表し始める。
  • 1966年
    1. 松竹を退社して、フリーとなる。
  • 1967年
    1. 独立プロ『表現社』を妻の岩下志麻と共に設立し、自主制作を始める。
  • 2001年
    1. 早稲田大学特命教授に任命される。(2011年3月まで)
  • 2003年
    1. 『スパイ・ゾルゲ』 を最後に監督業を引退。
  • 2004年
    1. 早稲田大学芸術功労者として表彰される。

○ギャラリートーク

学芸員による見どころ解説(約40分)
  • 日 時
    1. 4月28日(土)、5月12日(土)、6月16日(土)、7月15日(日)13:30~(約40分)
  • 会 場
    1. サントミューゼ上田市立美術館2階
  • 定 員
    1. なし(申込不要)
  • 参加費
    1. 無料(ただし、本展観覧料が必要となります)

○「とどめ得ぬもの─桃紅水墨の魅力」スライドトーク

宮崎香里氏(岐阜現代美術館学芸員・本展企画監修者)による作品紹介。
  • 日 時
    1. 5月26日(土)13:30~15:00(受付13:00~)
  • 会 場
    1. サントミューゼ多目的ルーム
  • 定 員
    1. 定員80名(申込不要・当日先着順)
  • 参加費
    1. 無料

○花人・唐木さち「野の花を挿す。響き合うその空間……。」

長野県在住の花人、唐木さち氏による展覧会をイメージした花入れとトーク。
  • 日 時
    1. 5月27日(日)13:30~15:00(受付13:00~)
  • 会 場
    1. サントミューゼ多目的ルーム
  • 定 員
    1. 定員60名(事前申込) 【申込期間5/9(水)〜5/18(金)】
  • 参加費
    1. 無料
  • 申込先
    1. 上田市立美術館 TEL0268-27-2300(火曜除く9:00~17:00)

○ナイトミュージアム

6月9日(土)開館時間を20:00まで延長します。(最終入場19:00)

アクセス

サントミューゼ上田市立美術館
サントミューゼ上田市立美術館
〒386-0025 長野県上田市天神3-15-15
TEL0268-27-2300 FAX 0268-27-2310
https://www.santomyuze.com/
上信越自動車道「上田菅平IC」から車で約15分
北陸新幹線、しなの鉄道、上田電鉄別所線「上田駅」から徒歩約7分

サントミューゼ上田市立美術館アクセスマップ

  • 主催
    1. 上田市(上田市立美術館)・上田市教育委員会・テレビ信州
  • 特別協力
    1. 公益財団法人岐阜現代美術財団・鍋屋バイテック会社
  • 企画・監修
    1. 宮崎香里(岐阜現代美術館学芸員)
  • 後援
    1. 信濃毎日新聞社・読売新聞・長野県・長野県教育委員会・長野市・長野市教育委員会・松本市・松本市教育委員会
  • 協力
    1. 東京リスマチック