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放送番組審議会
 
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第366回 テレビ信州放送番組審議会(概要)
■日 時■ 平成30年5月24日(木)
■場 所■ テレビ信州 本社(長野)
■出席委員■ 石川 利江 委員長、伊藤 悦郎 委員、河村 洋 委員、関 由美江 委員、長谷川 敬子 委員、松田 正巳 委員、三橋 信 委員、柳澤 勝久 委員、(レポート)上田 秀洋 副委員長
■議 題■ 【合評番組】
私の前に道はなかった~篠田桃紅 105歳の軌跡~
平成30年4月29日(日)15:00~15:30放送

【番組内容】
墨の色だけで表現する水墨抽象画で知られる芸術家、篠田桃紅さんは1913年(大正2年)生まれの105歳。
潔く、迷いのない線と墨の色で、どこまでも深い想像の世界に誘う作品は、全世界に多くのファンを持つ。
番組は、5歳で初めて筆を握り、100歳を超えてなお、新たな表現に挑戦し続ける篠田さんの人物像と軌跡、想いなど作品にまつわる物語として描いた。

【主な意見】

・番組構成、登場人物、コメント、写真など独特の雰囲気で番組全体が作品の様に感じられました。

・静止画の映像に竹がそよぐ音や池に落ちる雨音などの効果音を合わせることで、より作品をゆっくり見ることができました。作品の映像も綺麗に撮影されていたと思います。

・30分と短い時間でしたがコンパクトにまとまり、篠田さんを知らない初心者の入門編として、構成も時系列ですが、ただ単に篠田さんのことだけでなく、時代背景、活動時期など作品をわかりやすく表現していたと思います。

・墨の世界の中で「人真似はだめ、私は私一人。私は先人の後をなぞってはいない。先輩から教えてもらおうなどと横着な気持ちを持ってはいけない。一人っきりで生まれてきて、そして一人っきりで死ぬのです」などの篠田さんのコメントが非常に際立っていて印象に残りました。番組タイトルの「私の前に道はない」ということが充分伝わってきました。

・5歳で手ほどきを受けた書が、音や光、風など五感で感じた心象を墨の特筆を活かして描き、墨の抽象画の世界を築き、105歳の現在も現役の画家として自分の信念で創作活動を続ける生き方がすごいと思いました。

・篠田さんという芸術家を育てた家庭環境などについてもう少し詳しく知りたいと思いました。